人々の健康を取り戻す薬剤師へ
「Health to value」
「未病」で活躍できる薬剤師に
「未病」の分野で活かせる資格制をめざして
「未病」で活躍できる環境をつくりたい。
代表メッセージ
日本の医療制度は世界を見渡しても素晴らしい制度と言われ久しいです。
実際に病や怪我で困った時に、質が高く標準的な医療を近くの医療機関ですぐに受けられます、しかも比較的安価に。
一方、医療制度の運営コストの側面からは超高齢化社会に向けて持続不可能と言われ、こちらも久しいです。
我々薬剤師は、医療制度の中で生き、患者様への処方・服薬指導の領域を担っていますが、患者様からは薬剤師の職能が役立っているように見えづらいです。
これは薬剤師である私もそう思います。
勿論、現在の医療システムの中では、薬剤師は必要な職能なのですが、患者様視点では、薬剤師がいてもいなくても何ら影響なく映ります。
これは、薬剤師が職能的に「待ち」のスタイルで、患者様の生活に即した提案が弱いことに一つの要因があります。
ここで我々薬剤師は、患者様が本当は何を求めているのか?を考える必要があります。
患者様は病気になりたいわけでなく、日々の生活の結果、気づかないうちに病にかかりはじめます。
「できれば病にかかりたくない」とみなさん言うでしょう。でも自分はこれくらいじゃ病気にかからないだろうと思ったり、日常生活があたりまえに過ぎて普段からそんなことすら考えない、といったところでしょう。これは医療従事者である私も多分にあります。
「未病」についての取り組む動きは以前から多くありました。ただ良いことだと思っていても、目の前の欲に負けてしまう「人間のさが」が、健康に良い行いから遠ざけています。
例えば、身体に良い食事をとること、質の良い睡眠をとること、適度な運動を続けること。わかっているのですが、他の何かに負けてできない。。。
であったり、日本の素晴らしい医療制度だからこそ起こることですが、「何か不調があれば近くの医療機関にかかれば良い」という考え方です。
このままの状態で良いのか?けっして良いとは思わないでしょう。
我々、日本未病管理学教育協会(JHMTA)は人々が健康を取り戻すために必要な知識を持ち、コンサルテーションを行える専門家を育成しています。
目の前の患者様が一人でも健康になり、ありがとうと言ってもらえるように我々が率先して人々の「未病管理」を行っていきたいと思います。
代表理事
岩出 賢太郎
協会の活動主旨
薬剤師法第1条で、薬剤師には公衆衛生の向上と健康増進に寄与することが「任務」として明文化されており、
薬剤師にはその任務を遂行する能力があります。しかし現状は、その能力の資源を活用、発揮することができていません。
未病や予防の領域で活躍できる能力があるにも関わらず、その能力が十分に発揮できていない薬剤師などの専門家の方が多くいます。
「JHMTA(ジャムタ)」は、未病の分野において、これらの専門家の能力が発揮できる環境をつくるために設立された団体です。